ソムタム (Som Tum /ส้มตำ)

Som Tum

青パパイヤだけじゃないソムタム

先日私がソムタムを作りながら母とビデオ通話していたら「最近よく行く八百屋さんでも青パパイヤを売り出したけど、どう食べたらいいかわからない」と。

ずっとレシピにしようか悩んでいたソムタム。
なぜなら「日本では手に入らないだろうしな」と思い込んでいたから。

もちろん、青パパイヤがなくてもニンジン、もしくはとうもろこしのソムタムもバンコクでは見かけますので、レシピとして残しておこうと思います。

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基本のソムタムタイ

とりあえず一番シンプルなソムタムは「タムタイ」と呼ばれるソムタム・タイ。

トッピングは干し海老とピーナツのシンプルなソムタムです。
ただ、シンプルが故に意外にライムとナンプラーそして砂糖(パームシュガー)の配分が難しいです。

こちらで紹介するレシピはこのソムタム・タイになります。
何度も何度も作って少しずつ自分の好みの味に近づきました。

タイ人にパーフェクトな配分を聞いても「人によって甘めが好きだったり酸っぱめが好きだったりするから...」とのこと。

できれば味見をしながら味を調整していってみてください。

クロックはなくても大丈夫です。

プルンチット駅近くにあるMadam Somtum

通称ポクポクと呼ばれる(日本人の間だけ?)クロック。
石や木製、素焼きでできたものがあります。

バンコクからカナダに引っ越すときに本気でこのクロックを持ってくるかどうか悩みました。(しかも石のもの)

いろいろあって断念したのですが、ちょうどカナダに家族で移住されたタイ人のお母さんと話をする機会がありクロックをタイから持ってきたか聞いてみたところ、「ノー」とのことでした。

「ソムタムは普通のボールで調理用手袋して混ぜても十分美味しいわよ」と目から鱗のお話。

それ以来私もずっとその方法で作っています。
確かに手で混ぜた方がパパイヤやトマトを潰しすぎず、うまく調整できいい感じに仕上げることができます。

ソムタムピーラーはあった方が簡単

クロックは諦めましたが、ソムタムピーラーはタイで買ってきました。

これが本当に便利で、本場のソムタムのように切れますし、人参もあっという間に千切りになり、サラダなどにも重宝しています。

カイケム入りのソムタム

大抵パントリーに常備しているカイケム(鹹蛋)。
ブランドによっては冷蔵庫要保存のものもありますが、大抵は常温保存で大丈夫な上、日持ちもします。

そんなカイケムを混ぜたソムタムはおすすめのアレンジです。

カイケムは塩辛いので加える際にはナンプラーの量を少し減らしてみてください。

ソムタム (Som Tum /ส้มตำ)

Recipe by Ontama Kitchen
Servings

2

servings
Prep time

20

minutes
Cooking time

5

minutes
Total time

25

minutes

材料

  • 150g 青パパイヤ

  • 30g 人参

  • 30g トマト

  • 30g インゲン(省略可)

  • 2片 にんにく

  • 2本 生唐辛子(プリッキーヌ)

  • 2大さじ ナンプラー

  • 1+1/2大さじ ライム汁

  • 1小さじ 砂糖 (パームシュガー)

  • 5g 干し海老

  • 5g ピーナッツ (無塩の炒ったもの)

手順

  • インゲンは生のまま3cmほどの長さに切っておき、トマトは食べやすい大きさに切っておきます。
  • 青パパイヤと人参をピーラーもしくは包丁で千切りにしておきます。Som Tum1
  • 包丁の背もしくはすり鉢などで唐辛子、にんにくそしてピーナッツを砕きます。Som Tum3
  • 1、2、3を合わせ砂糖、ナンプラー、ライム汁を加えたら手で全体を混ぜ合わせます(唐辛子がしみるので調理用手袋をするのがおすすめです)
  • 最後に干し海老を加えたらお皿にもって完成です。

メモ

  • お好みでカイケムや茹でエビ、塩漬けの渡蟹などを加えても美味しいです。
  • 唐辛子2本は少しマイルドな辛さ。激辛の場合は5本くらいに増量してください。

おんたま

東南アジア料理をはじめ旅先で出会った美味しいものをカナダで再現すべく、日々奮闘した記録帳代わりのレシピブログです。

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