
2020年はたくさんの方にご訪問いただき、本当にありがとうございました。
カナダは現在2度目のロックダウン中で料理三昧の年末となっています。
そんな今年はおうち時間増加に伴い、いろいろなキッチングッズを買いました。
その中でも「ほんと買ってよかった!今までなんで買わなかったのだろう?」なモノのご紹介です。
もくじ
No.1 キッチンエイド スタンドミキサー

北米では大抵のご家庭にあるスタンドミキサー。
私はあまりパンやお菓子を作らないので、これは必要無いなぁとずっと思っていました。
ですがある日、ふと目にしたスタンドミキサーのセール広告。
何故か猛烈に惹かれ、徹底的にレビューや使い方などを検索し、思い切って購入することを決意しました。
まず惹かれた理由はカラーバリエーションの多さ(笑)
なんと28色から選べます。
そして私が悩みに悩んで選んだ色はMatte Milkshake (マットミルクシェイク)色。
ちょっぴりくすんだ感じの色合いにマットな質感がたまらなく好みで、カウンタートップに置きっぱなしでも見るたびにうっとりです。
ひき肉作りに

もっとも頻度の高い用途はひき肉作りです。
カナダはひき肉の値段が高く、好みの部位のブロック肉を買ってきて自分で挽くと、半額ほどの値段で済みます。
これにはスタンドミキサーにアタッチメントのフードグラインダーをつけて使います。
フードグラインダーにはプラスチック製と写真のメタル製があり、メタル製の方が丈夫そうで良さそう!と思ったのですが、残念ながら食洗機使用が不可です。
プラスチック製は食洗機の使用が一部のパーツで可能なので、洗浄の手間を考えるとプラスチック製の方が良さそうです。
こんにゃく作りに

寝起きにふと「随分とお刺身こんにゃくを食べて無いなぁ、こんにゃくって自分で作れるのかな?」と思ったある日。
調べてみたらこんにゃく作り用のこんにゃく粉があることを発見。
作り方を見てみると、スタンドミキサーで作ったらずっと簡単かも!ということで早速母に頼んで送ってもらいました。
実は1度目は練りすぎたようでばらばらになり失敗。
加減は少し難しいです。
めげずに再びチャレンジし、アオサ入りのお刺身こんにゃくができました!
暑い夏の日に、それもカナダでぷるっぷるのお刺身こんにゃくを食べれた感動は今でも忘れられません(笑)
他にもこのスタンドミキサーを使えばお餅もつけますし、しっかり練り上げた餃子の餡も数分で完了!です。
今では「スタンドミキサーなしでは生きていけない!」なくらいの依存度です。
No.2 ル・クルーゼ シェフズパン3.3L

このステンレス鍋は残念ながら日本では未発売のようですが「持ってる鍋の中でひとつだけ選べ」と言われたらおそらくこの鍋を選ぶと思います。
こちらもル・クルーゼ、カナダのセール(50%オフ!)で購入しました。
最初、小さい方を買ったのですが、その使い勝手の良さにやっぱり大きい方も!と追加オーダー。
買って正解でした。
◯吹きこぼれが減りました
ガスコンロとは勝手が違うかもしれませんが、今まで我が家のハロゲン式ガラストップコンロでお湯を沸かして麺を茹でると、どんなに頑張っても吹きこぼれていました。(100均の吹きこぼれる防止グッズもダメ)
が、このお鍋にしてから一切吹きこぼれることが無くなりました。
なぜだかは??です。
◯カレーやミートソース作りに最適
大きなサイズの方はカレーが作りやすく、お肉、野菜を炒めてから水を入れるという工程にもバッチリです。
これは内側がガラスコートのルクルーゼのココットロンドなどではタブーな行為ですが、ステンレスなので気にせずお水投入できます。
弱火での煮込みもしっかり温度をキープしてくれるので焦げ付きをあまり心配せず煮込めます。
◯煮物も美味しく
また、そこが丸いので蓋をして弱火で煮物をすると、煮汁がしっかりと外側から内側に対流し美味しく短時間で仕上がります(以前の鍋との比較)
この対流のおかげかと思うのですが、小さい方の鍋ではゆで卵を作る時、途中で動かさなくても黄身が中央にいってくれるので助かります。
◯角がないので洗いやすい
鍋底の直角って結構洗いにくくないですか?
角がないのでスポンジなどをギュッギュっと押しつける必要もなく、シリコン製のスプーンやスパチュラを使うとカレーなどのソースも最後までお皿に入れることができます。
また鍋底が丸いので両手でハンドルを持っていても、するっと具材も滑り落ちてくれます。(注: 中には滑り落ちないものもあります)
△ちょっと重たい
私は重ための調理器具が好きなのですが、ハンドルの反対側にも取手がついているように片手での操作は少し重たいです。
△炒めモノはコツがいる
初めて使った時は(シーズニングという使用前に油を馴染ませる過程の後)、お肉やお魚がベタっとお鍋にくっついて焦りました。
テフロン加工やしっかり油の馴染んだフライパンと違い、具材が鍋底からはがれるまでに時間がかかります。
手早く炒める中華などの感覚だとちょっと違うので慣れとコツが必要です。
チャーハンはまだ試していませんが少し難しいかもしれません。
✖️蓋のつまみが熱くなる
これは仕方がないのですが、つまみが結構熱くなるのでタオルなどを用意する必要があります。
とはいえ、プラスチックなどのつまみよりはスッキリとしたステンレスのつまみの方が断然嬉しいです。
No.3 IKEAの中華包丁

ローストチキンや蒸し鶏などを作った時に「思いっきり骨も断ち切れるような中華包丁が欲しいな」と以前から思っていました。
でも見かけるのは200ドル以上の高価なもの。
しっかり切れて、刃こぼれしても惜しく無いくらいの値段のものはないかな?と探していたところ、ありました!我が家御用達のIKEAに(笑)
灯台もと暗しとはこの事ですね。
この包丁の素晴らしいところはグリップの形。
握った時にブレない形で刃先までのバランスが絶妙なんです。
購入後しばらくは大振りのお肉だけを切っていたのですが、ある日野菜を切ってみたら目から鱗の簡単さ。
千切り、みじん切りがおぉぉ!な感じで仕上がり、感動です(仕上がりには個人差があります)

以上、2020年買ってよかったモノベスト3でした。
良いキッチン道具に恵まれると、断然毎日の調理が楽しくなりますね。
皆さまは何か「買ってよかったよ〜」というモノありますか?
2020年どうもありがとうございました。
それではよい年末年始をお過ごし下さい☺️