
ラーメン煮豚 (Braised Pork Belly for Ramen)
もくじ
作り置きでランチの救世主に

新型コロナの影響で在宅ワークに切り替わり、とにかくお昼ごはんに悩まされた2020年。
お弁当作りも大変ですが、休憩時間に合わせてランチの準備もなかなかのストレスです。
以前からたまに作って小分けにし、冷凍していたラーメン用の煮豚。
インスタントラーメンにお世話になる日も多かった今年は必需品となり、結構な数の煮豚を作りました。
インターネット上にはたくさんのラーメン用煮豚のレシピがあり、プロの方も作り方を載せてくださっていますが(ありがたいです!!)、数をこなすうちに私なりのレシピができましたので覚書として残したいと思います。
味付けはシンプルがいいかも
いろいろな国のインスタントラーメンを食べていますが、やっぱり日本のインスタントラーメン、美味しいですね☺️
そんな完成度の高いラーメンには凝った味付けの煮豚ではなく、シンプルな味付けの方が好きかな、という結論に。
ということで味付けにはこの3つだけです。
- 醤油
- 酒
- 砂糖
そのかわり豚バラ肉はちょっと匂うことも多いカナダの豚肉。
調味料で茹であげるのではなく、下茹で過程でしっかりと臭みを取るのが1番美味しいという結論に至りました。
また豚肉を漬けた後の漬け汁は、半熟ゆで卵を入れて味付け卵にお使いください。
下茹で方法は2種類

下茹でに関してはまだ結論が出ないのですが、ネギと生姜(+ちょっぴりお酒)で下茹でと紅茶のティーバッグで下茹でという方法。
どちらも一長一短で、本当に臭いの強い豚バラ肉の場合は紅茶に軍配があがりますが、茹で汁は再利用できません。
一方、ネギと生姜の茹で汁はスープに利用することもできます。
ただ豚バラ肉の臭みが完全に取りきれない場合があります。
とはいえ、ちょっと奮発したブランド豚などの場合は茹で汁をスープに使うこともでき無駄がありません。
皮付きでも皮なしでも
カナダで豚バラのかたまり肉を買うと大抵皮が付いてきます。
私はこの皮をしっかりと煮込んでとろとろになった状態が好きですが、皮が付いていなくてももちろん美味しくできます。
皮がついている場合はレンジで温めると爆発しますのでお気をつけください。
解凍機能の場合は大丈夫です。
形もこだわりなく

肉厚が薄い場合はタコ糸で縛って丸くして下茹で〜味付けをしますが、分厚めの場合はそのままの形でも。
最近はお店のラーメンでも丸く整形せずそのままの形で煮込んで乗せているところも多いようなので、そのままの形で作ることが増えました。
ラーメン煮豚 (Braised Pork Belly for Ramen )
Cuisine: 中華料理, 和食8
servings2
hours5
hours7
hours2020年12月25日公開
材料
800g 豚バラかたまり肉
50ml 醤油
50ml 酒
2大さじ 砂糖
- 下茹でその1
2本 白ネギの青い部分
20g 生姜
- 下茹でその2
1バッグ 紅茶(イングリッシュブレックファーストティーなどハーブなどが入っていないもの)
手順
- 豚バラ肉は洗って、皮に残った毛を取っておきます。
- 豚バラ肉がしっかり浸かる量に湯を沸かし好みの方法(その1もしくはその2)で下茹でします。
- そのままの形で茹でる場合はまず皮目を下にして1時間、ひっくり返して1時間、合計2時間ギリギリ沸騰が続く状態の弱火で煮込みます。
- 醤油、酒、砂糖を耐熱容器に入れ、1分〜2分ほどレンジで温めてアルコールを飛ばし砂糖を溶かしたら冷ましておきます。
- ジップロックなど耐熱性のあるバッグに温かい状態の豚バラ肉を入れ、4の調味料を入れて余分な空気を抜き、あら熱が取れたら冷蔵庫に移して半日から1日味を浸透させます。
- お好みの厚さに切り分けてお召し上がりください。食べきれない分は小分けにしてラップに包んで冷凍保存ができます。
メモ
- 残った漬け汁は味付け卵にお使いください。