もくじ
ハノイ思い出の味
カナダに移住する前に訪れたハノイ。
友人夫妻がご馳走してくれたのがハノイ名物のチャーカーラボンのお店でした。
あまりの美味しさに、友人夫妻もびっくりするくらい食べてしまったのが懐かしい思い出です。
カナダに住むようになっても、時々食べたくなる味。
新鮮なディルを見かけたらたまに自分で作っています。
魚の種類
Wikipediaによるとラン魚という魚を使うのが本格的なようですね。
通常、骨が少なく風味が良い、ベトナム語でカーランチャム(Cá lăng chấm)と呼ばれるラン魚(Hemibagrus guttatus, ナマズ目ギギ科の一種)を揚げて作る。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
カナダではバサというナマズ科の魚が手軽に入手できますので、そちらを使います。
ナマズ科の魚がいいようですが、白身魚であれば美味しいと思います。
お好みのお魚でお楽しみください。
ターメリックの代わり
風味は変わってしまいますが、ターメリックの代わりにカレー粉でも美味しいです。
また、本場ではmam tom(マムトム)というシュリンプペーストを下味&つけだれに使うのですが、省略しても大丈夫です。
ディルはたっぷりと
ディルは加熱するとあっという間に量が減るので山盛りの量でもぺろっと食べれてしまいます。
たくさん(一把以上)用意して楽しんでください。
また付け合わせにはパクチー、ミントなどがおすすめです。
こちらもお好きな方は多めにご用意いただければと思います。
ヌックチャム
レモングラスチキンでもご紹介したつけだれ(ヌックチャム)ですが、改めてこちらにも乗せておきます。
今回はお砂糖多めの分量となっています。
お好みで調整してみてください。
ビーフンは小分けに
ビーフンは戻した後そのままだとくっついてしまいますので、少し油を絡めて食べやすい分量ずつ丸めておくと取り分けやすく便利です。
チャーカーラボン (Cha Ca La Vong/Chả cá Lã Vọng)
Cuisine: ベトナム料理2
servings40
minutes20
minutes1
hour2021年1月21日公開
材料
400g 白身魚 (バサなど)
1片 生姜 (あればガランガル)
2片 にんにく
1/2小さじ ターメリックパウダー (もしくはカレー粉)
1小さじ ナンプラー (もしくはヌクマム)
2大さじ 油 (ピーナツ油など)
1/2大さじ マムトム、シュリンプペースト (省略可)
1把 青ネギ
150g 乾燥ビーフン
- ヌックチャム
3大さじ ナンプラー
2大さじ 酢
3大さじ 砂糖
2大さじ 水
2大さじ ライム汁
1本 生唐辛子
2片 にんにく
- トッピング
適量 パクチー
適量 ミント
適量 ピーナッツ
手順
- 魚は表面の水分を拭き取って食べやすい大きさに切っておきます。
- 生姜とにんにくはすりおろしてボウルに入れターメリック、ナンプラー、油、そしてお好みでマムトムを加え、1の魚と混ぜ合わせて30分以上冷蔵庫で漬け込んでください。
- 生唐辛子は輪切りに、ニンニクは微塵切りにして、ナンプラー、酢、砂糖、水、ライム汁と合わせてヌックチャムを作っておきます。
- ディルと青ネギは洗って5cmほどの長さに切っておきます。
- 乾燥ビーフンを1〜2分茹でてザルにとり、流水で洗い、大さじ1ほどの油(分量外)を全体に絡ませて、小分けに丸めておきます。
- フライパンに油を引き(分量外)魚を焼いていきます。後から再加熱しますので焼きすぎないように注意してください。
- 卓上コンロとスキレット(もしくは鍋)を準備し、大さじ3ほどの油(分量外)を入れ6の魚を並べます。
- 魚の上からディルと青ネギをたっぷり乗せ火にかけます。
- 全体に火が通ったら、おわんにビーフンを取り、上から8の魚とディル、青ネギの乗せ、ヌックチャムをかけていただきます。
お好みでトッピングを加えてください。
メモ
- 8で焦げ付くようでしたら少し水を加えてください。