ヤムプラーカポン (Yum Pla Kapong / ยำปลากระป๋อง)

屋台の味、タイのB級グルメ

バンコクでは、インスタント麺のママーとサーディンのトマト煮缶がショーケースにずらりと並んだ屋台があります。
「サーディンのトマト煮缶をどうするんだろう？？」と興味津々で指差し注文して出てきたのがヤムプラーカポンという一品でした。

はじめて食べるその料理の辛さったら。
「口から火を噴くとはこのことか〜！」と思ったものです。
最近、妙にその味が恋しく．．．

さて、肉食に偏りがちなカナダでとってもありがたい存在のこの缶詰は
安くて（セールでは79セントなんてことも）栄養満点、そして一缶150Kカロリーというヘルシーさです。

火は使いません。混ぜるだけ。

材料をみじん切り、もしくは千切りにして調味料とサーディン缶と和えるだけの超簡単、シンプルメニューです。

また、このヤムにはレモングラスが大事な材料ですが、冷凍レモングラスを冷凍庫に常備していれば買い物が自由にできないときでも便利です。

レモングラスは中心部の柔らかいところをみじんぎりにして使います。
冷凍品だと既に先や外側の硬いところを取ってくれているのでとても便利です。

コブミカンの葉も冷凍庫に常備してあると便利です。
半分に折って、真ん中の硬い繊維を取り除いてから千切りにして使います。

お好みの缶詰で

最初の写真の缶はフィリピン産です。
唐辛子入りと入っていないものがあります。

また産地によっても若干味が違うように思います。
タイ産の缶詰はもちょっと濃厚だったような？
フィリピン産はちょっぴり甘いような？
好きなブランドを探すのも楽しそうです。