トムカーガイ (Tom Kha Gai/ต้มข่าไก่)
生姜にそっくりさんのガランガル
先日友人が「新生姜と間違えて買ってしまった!」という事でお裾分けにありつけたとっても新鮮なガランガル。
カナダでもアジア系スーパーマーケットに行けば生や冷凍のガランガルが手に入るのですが、こんなに新鮮なガランガルをカナダで見たのは初めて。
早速このフレッシュな味を活かせる料理を!と思いついたのがトムカーガイ。
何度も作っているメニューですが、そういえばレシピにしてなかったです。
トムヤムクンやグリーンカレーほどの知名度はないかもしれませんが、辛さが少なく、爽やかなハーブの香りが楽しめるトムカーガイは日本人の口にも合いやすいかと思います。
よろしければ是非お試しください。
主な材料
パクチー以外は冷凍物で大丈夫です。
パクチーは飾り程度ですのでなくても大丈夫。
トムカーガイのガイは鶏肉の意味で、主に鶏肉の胸肉を使うところが多いですが、安い食堂などでは骨つきの鶏肉や(手羽先などの切り落とし部分)や内蔵、鴨もしくは豚の血を固めたゼリーのようなものが入っていることも。
お好みの具材で楽しんでいただければと思います。
調理のヒント
ココナッツミルクはタイ産のものがおすすめです。
コクと風味が断然違います。
トムカーガイはどちらかというとカレーのような存在。
味見したときに「少し濃い目の味付けかな?」と思うくらいがご飯にかけたときに負けません。
ナンプラーとライムの量で調節してください。
トムカーガイ (Tom Kha Gai/ต้มข่าไก่)
Cuisine: タイ料理4
servings20
minutes20
minutes40
minutes2020年6月12日公開
材料
400ml 水
400ml ココナッツミルク
250g 鶏肉 (胸肉もしくはもも肉)
4個 マッシュルーム (しめじ、オイスターマッシュルーム等)
50g 玉ねぎ
2小さじ 鶏がらスープの素
10g ガランガル (皮付きのままスライス)
20g レモングラス (表面の硬い部分を取り除く)
3枚 バイマックルー (コブミカンの葉)
2本 生唐辛子 (プリッキーヌ、バードアイ)
2大さじ ナンプラー
1小さじ 砂糖
2大さじ ライム汁
- トッピング
適量 パクチー
適量 チリオイル (ナムプリックパオの油でも)
手順
- ガランガルとレモングラスをカットしておきます。(できれば石臼などで叩いておくと香りが良くなります)
- 1に水と鶏がらスープの素と合わせて火にかけ、沸騰したら弱火に落とし15分ほど煮出します。
- 鶏肉とマッシュルーム は食べやすい大きさにカットし、玉ねぎはくし切りにしておきます。
- スープの香りが立ってきたら、鶏肉、マッシュルーム、玉ねぎ、バイマックルー、生唐辛子を加え、さらに半量(200ml)のココナツミルクと合わせ弱火をで火を通していきます。
- 鶏肉に火が通ったら残りのココナツミルクを加え沸騰させないように温めたら、ナンプラーと砂糖を加え、最後にライム汁で味を調整してください。
- お好みでパクチーとチリオイルをトッピングしできあがり。
メモ
- 辛さは唐辛子の量で調整してください。
- 乾燥唐辛子の場合は水で戻しておいてください。
- ココナッツミルクを加えたらできるだけ沸騰しないよう弱火で火を通していってください。