冷やし中華

基本のスープが完成しました

海外に住んで困ったと言いますか、意外に苦労したのが冷やし中華のスープがなかなか手に入らないということ。

中華麺やラーメンスープの素は、アジア系スーパーマーケットや日本食の食材店で手に入るのですが、なぜか冷やし中華のスープはお目にかかることがほとんど(私の場合は一度も)ありません。

カナダに住んでいても、夏の暑い日にはとっても食べたくなる冷やし中華(ちなみに関西出身の私は冷麺と呼んでいました!)のスープ。
かれこれもう10年近くあれこれ試してやっと「懐かしい味!」と思える配合を見つけました。

今回はそんな冷麺スープの覚書です。

梅干し入りにしても

このスープは昔好きだったレモン醤油味のスープの商品を思い出しつつ作りましたが、かれこれ10年以上食べていないのでほんとうに近い味かどうかは定かではありません。

が、冷やし中華を食べないと言われる(?)中華系の夫も「美味しい!」とよろこんで食べているので、割とスタンダードな味に仕上がっているのでは?と思います。

そして、酸っぱいものが好きな私がたまにするのが梅干し入りバージョン。
梅干しの種を除いてから包丁で叩いて、このスープに混ぜると爽やかな酸味が加わり美味しいです。
その際には塩の分量を減らすか、省略してください。
また酸味の強い梅干しの場合は蜂蜜をほんの少し加えるとマイルドになります。

具材はお好みで

本体の冷やし中華の具材はお好みでアレンジしてみて下さい。

きゅうり、トマト、錦糸卵の王道トリオにハムや鶏胸肉を茹でたものやチャーシューなど。
またアクセントに紅生姜や和からしを加えるのも好きです。

また麺は中華卵麺がスタンダードかと思いますが、臨機応変に保存のきく、そうめんやうどん乾麺などでも美味しいです。

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マリネにも活用

スープはたっぷり目で4人前の分量ですが、4、5日で使いきれない場合はトマトをざく切りにしてこのスープをたっぷりかけて冷蔵庫で冷やすと美味しいトマトのマリネになります。

他にも焼いたパプリカや蒸したお茄子などを漬けても美味しいです。
お好みでアレンジしてみてください。

冷やし中華 (Cold Ramen Noodle Salad)

Recipe by Ontama Kitchen
Servings

4

servings
Prep time

10

minutes
Cooking time

20

minutes
Total time

30

minutes

材料

  • 4袋 中華麺 (卵麺)

  • 2個 卵

  • 1本 きゅうり

  • 1個 トマト

  • 4枚 ハム

  • スープ
  • 100ml 醤油

  • 100ml 米酢

  • 50ml 水

  • 2大さじ みりん

  • 5大さじ 砂糖

  • 2大さじ サラダ油 (ピーナッツ油がおすすめ)

  • 1大さじ レモン果汁

  • 1小さじ 鶏がらスープの素

  • 1/4小さじ 塩

手順

  • ⚫︎最初にスープを作って冷やしておきます。
    小鍋にみりんと水を加えて沸騰させ、アルコールを飛ばしたら火を止めます(もしくはレンジで1〜2分加熱)
    1に砂糖、鶏がらスープの素、塩を熱いうちに加えかき混ぜ、米酢と醤油、最後にサラダ油とレモン果汁を加えて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておきます。
  • ⚫︎錦糸卵をつくります。
    卵を菜箸などでよくといてから熱したフライパンに分量外のサラダ油をひき、油が温まったら卵の半量を薄く広がるように注ぎます。
    表面まで火が通ったら裏返して両面を軽く焼きます。
    残りの卵も同様に焼いて冷めてから千切りにします。

  • ハム、きゅうりも千切りにし、トマトは薄切りにしておきます。
  • 鍋にたっぷりと湯を沸かして中華(卵)麺を表示の時間通りに茹でます。
  • 麺が茹で上がったらザルにとって冷水でしっかりと冷やします。
  • 麺の水分を切ったらお皿に広げて錦糸卵、きゅうり、トマトそしてハムを並べ、冷蔵庫で冷やしておいたスープをかけて出来上がりです。

メモ

  • 酸っぱいのが苦手な方は、1の手順でお酢も加えて一緒に軽く沸騰させて下さい。その際は塩の分量を気持ち減らすのがおすすめです。
  • 錦糸卵を裏返すのが難しいようでしたら、卵を流し入れた後弱火でじっくり表面まで火を通し、裏返さずにそのまま冷ましてから千切りにして下さい。

おんたま

東南アジア料理をはじめ旅先で出会った美味しいものをカナダで再現すべく、日々奮闘した記録帳代わりのレシピブログです。

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